競馬情報会社に関する口コミは信用できるの?
数ある競馬情報会社の良し悪しを調べるのには口コミが一番と言われていますが、果たして本当に真実が書かれているのでしょうか?
一説にはおよそ90%以上のサイトはいわゆる悪徳業者で、その予想はあてずっぽうのような精度でそのほとんどがハズレるとも言われていますよね。
実際に自身で有料予想情報を購入しなくても、利用者の声を見ることが出来れば、その真偽のほどは定かになるはずですが、その口コミ自体がそもそもねつ造であったとしたならばどうでしょう?
競馬情報会社の口コミは鵜呑みにするな
とある競馬情報サイトの予想情報を購入していないのに予想が当たった!と口コミが書かれていたとしても、それ自体が本当か嘘かというのを見分けるのは至難の業となります。
当然、悪徳業者もこの口コミを利用して、あたかも当たっているかのように見せかける…というのは容易に想像がつくかと思います。
また、競合他社サイトの口コミをわざと悪く書くなどして相対的に評価を落とし、失墜させるなんて事もあり得るでしょう。
その為、散見する口コミ全てをそのまま信用してしまうというのは少し怖い行為だと考えるべきです。
競馬情報会社の口コミはどこで見られる?
さて、競馬情報会社の口コミ自体を見ることが出来るのはどこなのか?
それは、競馬情報会社のサイト自体の口コミ、そして競馬情報会社の評価サイトの二つです。
それぞれに大きな特徴がありますが、順にみていきましょう。
競馬情報会社のサイト自体の口コミ
サイトによっては口コミ自体が存在しない、というところもありますが、コメント欄として口コミが書けるところでは、ある程度自由に好きなことを書くことは可能です。
仮にそのサイトが非常に健全で優良な競馬情報サイトであったとしたら、予想に対しての評価はもちろん、サポート対応についての口コミなどを真摯に受け止める姿勢があるはずなので、賛否両論と言った意見が並ぶでしょう。
逆に、そのサイトが悪徳業者であった場合には、恐らくまず悪い口コミは全てにおいて排除するでしょう。
また、その上で自作自演をして、当たっていない予想を当たってるなど嘘の書き込みをするでしょう。
競馬情報会社の評価サイトの口コミ
今回、特に注視したいのが、この競馬情報会社の評価サイトの口コミです。
実際に競馬情報会社を運営しているわけでは無く、あくまで1利用者としての意見が述べられているはずだ!と思いますが、ここには落とし穴があります。
そうです、悪徳競馬情報会社自体が運営しているという可能性もあるということです。この場合、前述の悪徳競馬情報会社のサイト自体の口コミと同様のことが行われる事になるわけですね。
更に、評価サイトは基本的に実際に競馬情報会社を利用してみたという記事が必ずあるわけですが、ここで述べられている内容もデタラメである可能性が高くなる、ということです。
また、これとは別に、悪徳競馬情報会社とは関係のない第三者が作り上げた競馬情報会社の評価サイトも当然存在します。
これにもいくつかパターンがありますが、大半が広告塔として扱われている事が多いです。
最初は本当に事実に基づいた意見を記事として書き、公平公正な口コミを集めていたはずなのに、悪徳競馬情報会社から金銭の授受を前提として是正をお願いされ、更に良い評価に書き換えて欲しい、競合他社を貶めるような記述をして欲しいと依頼されたり、というようなこともあるわけですね。
金銭の授受が発生することがある、ということを知れば、更に第三者が悪徳業者からお金を集めるという前提で、悪徳業者びいきの競馬情報会社の評価サイトを作っているというパターンもあると考えられるでしょう。
とはいえ、これらはいわゆる広告業務の一環でもあり、手法としてはステルスマーケティングと似たようなもの、この業界のみならずどこでも見ることが出来るものなので、この手法が悪いとは一概には言えないのが現状です。
ステルスが成立していなければ叩かれる対象には当然なるかとは思いますが。
では、どのようにして競馬情報会社の評価サイトの口コミの真偽をはかるべきなのでしょうか?
競馬情報会社の口コミ評価サイトの真相を暴くには?
集客を前提としたメディア(競馬情報会社の口コミサイト等)では、一般的にそのサイトを経由して特定のサイトに登録した場合に収益が発生するというのがビジネスモデルとなっています。
では、それらを集計するにはどうしたらいいのか?
その為に使われているのが広告コードと呼ばれるものです。
例えば、とある競馬情報会社の口コミ評価サイトから大絶賛されているサイトがあったとします。
そこのページへ口コミサイトからリンクを踏んで見に行った際に、その競馬情報サイトのURL欄に『code=○○○○』などと記載がある場合がこれに該当します。
(運営システムによって様々なパターンが存在しています)
この記述のあるものがURLとして表示された競馬情報会社の口コミ評価サイトは広告塔として運営されているサイトである、という事になります。
この広告コードの記述形式が複数の競馬情報サイト同士で同じであった場合には、同一のシステムを利用している可能性が非常に高くなります。
同一のシステムを利用しているということは、運営母体が同じである可能性も高い、という事になります。
つまり、悪徳競馬情報会社の一つがこれに該当していた場合には、類似する記述形式の広告コードのURLが出ていたサイトは漏れなく悪徳競馬情報会社グループである可能性が出てくるわけです。
ただ、あくまでこの手法で集客をすること自体は違法でもなんでもありませんし、優良競馬情報会社も利用しているものなので、広告コードがあるからそのサイトはダメだということではありません。
同様に、優良競馬情報会社のグループを判別する事にも役立つでしょう。
逆に、この広告コードが全くないという競馬情報会社の口コミ評価サイトもあります。
この場合に考えられるのは、サイトが出来たばかりで新しくて出稿依頼が来ていないか、あるいは、金銭目的ではなく本当に公正な評価を下したいというサイトであるか、です。
前者の場合は、いずれ広告目的で運営される可能性があります。
後者の場合は、長く運営されていてもそのままであるとすれば、そこに書いてある口コミはある程度信用度が高いと見ることが出来るかもしれません。
広告コードの有無で評価や口コミが180度違う場合がある
ここまでくると、もはや競馬情報会社の口コミ評価サイトは全く信用がならないんじゃないか?と感じてしまいますよね。
当然と言えば当然ですが、広告コードがあるサイトはお金稼ぎのためにやっているわけですから、依頼のあったサイトをわざと貶すということをすることはありません。
ただ、広告コードが無い(出稿依頼のない)サイトに関しては公正な意見を述べているか、もしくは他の出稿依頼サイトを相対的に良評価に見せる為に悪評価をつけるかで分かれています。
特に顕著な例として挙げるならばAとB、二つの競馬情報会社の口コミ評価サイトとCとD、二つの競馬情報会社があったとします。
A、B共にCとDの評価ページが存在しており、AはCから出稿依頼があり、BはDから出稿依頼があったとします。
こういったケースのそれぞれの評価と口コミはどうなるか?
多くの場合、AはCを絶賛し、Dを酷評します。
対するBはCを酷評し、Dを絶賛します。
つまり、競馬情報会社の口コミ評価サイト同士で評価が全く違う状況が発生するわけですね。
普通に考えると、本当に良いサイトであれば、どのサイトからも良いという評価が出るはずなので、本来この様なことが起きるというのは考えづらいわけですが、実際に評価サイト同士を見比べるとこのような事態になっている事が多いです。
その為、評価サイトもいくつか見比べる必要が出てくるということですね。
まとめ
今回、競馬情報会社に関する口コミは信用できるのか否か?についてお話しましたが、これに関してはイエスともノーとも言えるという結論に達しています。
完全にクリーンに運営している競馬情報会社のサイトの口コミ、競馬情報会社の評価サイトの口コミは信用が出来るものとは言えますが、集客目当てで運営されているという場合には、本来の評価とはかけ離れたものになっている可能性があるからです。
信用が出来る競馬情報会社の口コミ評価サイトを見つけることが出来れば…とは思いますが、これも一筋縄ではいかないでしょう。
情報の精査、吟味をする必要性はどうしても出てきてしまうので、複数の口コミ評価サイトを見ることでその情報が正しいか否か、自身の目で判断してみてください。